A お薦めの鈎と装備
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■ お薦めの鈎は、狐系。できるだけ細軸でサイズも小さめ、小生もいろいろ試したがいまは「こ〜だ」(Gハードではない方)の7.0号の三本錨。鈎先はつねにチェックし取り替えるまたは研石で研ぐ。
■ 2003シーズンは、ほとんど7.0〜8.5号までのサイズの四本錨を使用してました。
■ 曳き舟は、九頭竜舟が一番。よくできたもので水流の抵抗をほとんど感じない、腰以上立ち込むときはぜひほしい。ただし20尾以上入れてる場合は奥のほうの水循環がよくないので またに入れ替えてあげると良い。
■ 鳴鹿堰堤から上、市荒川大橋までは一番水量が多く水も冷たい。この間に入川するときは、ぜひウエット上着を着用したい。怪我防止と行動範囲が自然と広くなる、釣果にも影響すること間違いなし。
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B 九頭竜でどうして超硬が使われるのか???
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C 九頭竜返しのアドバイス(初級者編)
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基本は、自分を中心に鮎が円を描く、弧を描くようにツバメ返しで!
■ Cでの着水時が一番バラシやすい、上から竿を下ろして着水させると道糸が緩んでしまいがち、かるく自分の方へ引き寄せるようにしながら。
■ 引き抜きのコツ(一歩も下がらないバージョン)。 掛かったら引き抜く方向をできるだけ水面に対して垂直方向に(ここで竿が軟らかいと水流に逆らう方向になってしまい、鮎の性質上 引っ張られる方向とは反対方向に逃げるためいつまでたっても川下に持っていかれる)、自分側の岸に向けて鮎が走ったら、走っていく方向に引き抜く。この場合空中でも鮎はヒレを大きく広げてそのまま泳いでいる(^.^)
■ タメに入る。 垂直方向に引っ張られると水面近くで鮎は川下ではなく底に潜ろうとしだす。この状態になったらOK! 30秒でも1分でも焦らず待つ。弱ってくれば均衡がやぶれ竿の弾力で水面または空中に飛び出してくるので すかさず九頭竜返し!
追記 <アドバイス>
九頭竜返しは、福井 一乗滝にて練習すると習得できるかも(^.^) 一乗滝は佐々木 小次郎がツバメ返しの修行をした場所。 まさか現代に九頭竜返しで蘇るとは、小次郎も考え及ばなかった?? なにか不思議な因縁を感じるのは私だけでしょうか? でも二竿流(二刀流)にはかなわない(>_<)
追記 A (2004/06/23up)皆様への課題です
前記の中では説明していないのですが・・・ タメに入るとき、タメている最中、引き抜くとき、返すとき により楽に・より簡単に・より高切れしずらい方法があります。ちょっとしたことをするだけなのですが。。。 九頭竜で抜き返しの上手な方を見ていても 「******」方法をとっている人はいないような気がします。 これ以上は・・・サイト上ではお教えできません、繰り返し九頭竜返しをしていろいろ研究してみてください!! タモキャッチの場合でも効果あり! 必ずみつかると思います。
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D ポイントの探り方、オトリコントロールと自分の移動
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ここでの説明がかなりややこしい(>_<)
■ 状況設定: 4、5尾パタパタと掛かりだした。そこは入れ掛かりのポイントと睨んで探りをかける。九頭竜では瀬がずーっと続いてるのでどこでも掛かりそうな気がしてくるがそうでもない、やはり入れ掛かりになるポイントは限られる。
■ 取り込んだ鮎をオトリにして、さぁ という時どうしますか?、元気のよいオトリの頭を水面に出して下に流してポイントに持って行こうとしていませんか?
1.逆さバリを打って手を放すときにオトリを入れたいポイントに向けて放すこと。
2.その場所から自分が上に動いてオトリを操作すること。
3.オトリに空気を吸わせないこと。
4.自分の動く量は少なく、オトリの動く範囲は広くなるような操作を心がける。
5.下の図では、自分は3本の軌道(もちろん一歩二歩のジグザグ移動はある)でオトリは7本の軌道で探ることができる。
6.黒丸点は、留め釣り箇所
7.オトリを下に落とし込むとき、水面に出さないように気をつける。水中では、水面近くの流れが速く、川底近くは緩い(これはベルヌーイの定理(揚力の発生)と同じ原理によって起こる現象である)。潜っていたオトリは水面ぎりぎりにくると流される、または竿先の軽いアクションでひるがえるので、これを利用して少しずつ落とし込み留め釣り、左右にひるがえして追いを誘う。
8.元気なオトリなら、瀬の中で、「瀬泳がせ釣り」をする。
8.掛かったら下がらずに引き抜く(上記C参照)
※ BとFは竿先が自分の岸側 |
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E 氷のようにすべる川の中の歩き方(初級者編) |
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[当サイトをご覧の方々には、すでに実践されていることかと思いますが。初級者の方へのアドバイスとして、Egao流の方法をご説明します。]
鮎釣りを始めて誰でも一度や二度、転んじゃった(>_<) 転びそうになった(>_<) 経験ありますよね。どうして転んだか?転びそうになったのか?
答えは簡単なことです。 珪藻や泥(ノロ)がついているから・・ ではなく自分の足を石の上に置いたからではないでしょうか!?
私たちは河原や川の中を歩くとき、無意識に足を石の上に置いてしまいます。石が乾いていればまったく問題ないのですが、濡れていたり珪藻や泥(ノロ)がついている場合は当然滑ります。また平坦な道を歩いているときは、脚をほぼ伸ばした状態で歩行しますが、滑りやすい場所でも知らず知らずのうちに同じように歩いてしまいます。
この下線部分2点を注意すれば転びずらくなるはずです!
- 石の上に足を乗せない、必ず石と石の間、谷間に置くようにして歩くこと。 (たまに鮎足袋がはさまることがあるのでご注意を)
- 乗せるとしたらその石の大きさは、自分の足の長さと同サイズ以下の石。 大きくバランスを崩しずらい
- 岸から膝くらいまでの水深がもっとも危険。 滑って転んだときの受傷率が高い。 (もっと深い場所が安全という意味ではありません)
- つっ立って歩かないこと。 脚を適度に曲げ腰を落とした状態で歩くこと。
- 垢ぐされ状態、泥かぶり状態のところではすり足で移動すること。腿くらいの水深では、腰も水中に浸けてしまった方が楽な場合がある。
以上の方法を実践すれば転びずらくなると思います。次回の釣行で、意識して歩いてみてください。
※ご注意
上記の内容は、私の経験上で最もよいだろうと思うことですので、他にもっとよい方法があるかもしれませんし、この方法を行ったことで怪我をしないとは限りません。
この方法は自己責任において行ってください。また一切の責任は負えませんので予めご了承ください。
年齢や体力、説明内容の理解度によって違いが出てくると思います。職漁師として釣りが出来る日は毎日川に入って実践していることですので、ご不明な点やおわかりにならない部分などがありましたら、メールでご質問くださればさらに詳しくお教えできるかと思います。
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